2009年1月16日金曜日

VAIO type P 結果論


VAIO type Pは今のところ国内では好調のようですね。初速だけだったとしても十分な成果といえそうです。他のマシンよりも売れ行きがよさそうな理由として、妥協点がスペック以外に無かったこと、そのスペックも大容量SSD+Z540である程度補える、という2点が大きかったんじゃないでしょうか。

妥協点をスペック以外に無くすことで幅広い層を採り込み、大容量SSD+Z540で他のネットブックに差をつけた、と。「VAIO type P」気になる売れ筋仕様は?(CNET Japan)では、SSD64GB,Z540が一番多く、HDDとZ520はほとんど売れていませんので、これがHDD+Z520しか無ければ他PC同様の末路を辿っていたでしょう。サイズを削ってもスペックはあまり削るなってことですね。

売りというか特徴のキーボードと横長の画面は特別良い評価も特別悪い評価もないので、特別視・決め手となる部分では無さそうです。

何かを犠牲に何かをとるというようなことがなく、不自由しなさそうな容量とある程度高速なSSDが手ごろな値段で、CPUもAtomの中では一番良いものが、というのは革新的だったのかもしれません。

ともあれ、type Pで、これからのモバイルPCの命題がはっきりしたんじゃないでしょうか。
私としてはD4の3Wayスタイルやタッチパッド、サイズと重量などは他のどのPCより気に入っているので、それらそのままにバッテリー持ち時間アップ、ファンレス、スペックアップ、電波強度の改善に努めてもらいたいところです。

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