2009年3月30日月曜日

ソフトウェアキーボードを作成中・・・


D4 のキーボードを収納した状態のViewスタイルは寝モバに最適で、非常に気にいっているのですがひとつだけ不便な点が。
ちょっとしたキーワードを入力して検索するにも、いちいちキーボードを出して打たなければいけないところです。
で、スクリーンキーボードを使おうという話になるのですが、ごちゃごちゃと配置されたキーをちまちまうつぐらいならキーボードを開いて入力したほうが早いし使いやすかったりするわけで。
だったらD4でも使いやすいスクリーンキーボードを作ってやろう、と。

そんなこんなで作ってるのが「やわらかキーボード」。ようやく形を見せられる段階まで出来上がりました。

まず、パネルデザイナーでレイアウト変更やキーの割り当て、色やフォントが自由自在に変更可能。自分好みのキーを定義できます。



パネルの切り替えに対応しているので、いくつものパネルを切り替えて使うことが可能です。上のパネルは行を切り替えて入力するタイプ。

ボタンを押していくと「入力文字列」として定義したパネルアイテムに押した文字が溜まっていき・・・



「変換/確定」ボタンを押すとIMEの変換状態になります。もう一度押すと確定。



単語ごとの入力のほうがよろしいようで。▲▼ボタンは半透明度を上げ下げするボタンです。

形態素解析の茶筌用の辞書ファイルを取り込むと予測変換が可能になります。




今のところ動詞や形容詞の活用を考えず、学習機能もないお馬鹿機能。おまけ機能にしかなってません。

文字入力は「あ→い→う→え→お」といった切り替え式の入力にも対応しているので携帯様入力も可能です。




Ctrl や Shift など特殊キーはトグルキーとして定義すれば、一度押すとオン、もう一度押すとオフになります。
ひとつのボタンに複数のキーを割り当てられるのでCtrl+Fで検索ボタンとかもつくれます。



で、今はパネルや予測変換をいかに使いやすくするかを試行錯誤中です。これがまた調整が難しい。D4のタッチパネルが想像以上の使いづらさで難航しています。もっともD4以外でも使えますが、使いやすさを目指した訳なので使いづらいものはNGです。ユーザーに一任してしまうという無責任な手もありますが。

種別はシェアウェアになる予定ですが、Mimevis のユーザーには別途やわらかキーボードのライセンスも配布する予定です。ですので、Vector で購入された方はお手数ですが、Mimevis のライセンスコードをメールでお知らせください(Vector は個人情報を一切作者側に渡しません)。

0 件のコメント: