2008年11月2日日曜日

XP:(一部の)ハードキーを使えるようにする


EC XP Tools

カメラキーや回転ボタンなどの一部を使えるようにするツール。というか、の EcSVC を XP で無理やり動かすツール。液晶の明るさ調整キーは効かないので、それに関してはこっちで。

導入は少々ややこしい。以下の作業を上から順に実行していく。

1.Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ (x86)
Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージをインストールしておく。映らないワンセグを見るためにも必要なもの。
※報告によるとリカバリDVD3の「\SHARP\drivers\ShPhoneTool\vcredist_x86」に用意されているvcredist_x86.exeを使えば確実のようです。

2.SP2 を使っている人は無線LAN APIをインストール。SP3 からは標準で搭載されている。

3.EcSVC の実行ファイルを取り出す。リカバリディスク3の SHARP\Drivers\ECSvc\setup.exe を実行するとインストール途中に下のようなエラーが出るのでその時に[OK]ボタンを押さずにインストール先のフォルダにある3つのファイルを退避する。
退避したら[OK]ボタンを押してインストールを中止する。
Vista 環境が残っている人は C:\Program Files\SHARP\Phone\EcSVC\ の中から CameraLauncher.exe, EcMgr.exe, ECSvc.exe の3つのファイルをコピーしてきても良い。

4.上記3つのファイルをコピーした場所にEC XP Toolsに入っているファイルをコピーする。コピー後は↓のようなファイル構成になる。


5.EcSVC.reg ファイルを右クリックして[編集]を選んでパスをコピー先に修正する。


6.EcSVC.reg をダブルクリックして結合する。


7.EcPatch.exe を実行する。↓のような画面がでればOK


8.RegSVC.cmd を実行する。黒い画面がぱっと出てすぐ消える。サービスに SHARP EC Manager が追加されていれば成功。サービスの説明が表示されていないが気にしない。再起動後に表示されるようになる。

9.再起動して EcMgr.exe と EcSVC.exe が実行されているのを確認する。
EcMgr.exe が無い場合は5,6のレジストリファイルを見直す。EcSVC.exe が無い場合は1,2,7,8,9あたりを見直す。



以上でハードキーが使えるようになる。

液晶の明るさも変更できたし、ハードキーも使えるようになった。W-SIM もBTも使ってないので、後はグラフィックスドライバがこなれてくれれば。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

管理人様
こんばんは。ツールの作成、ご苦労様です。

自分の環境でなかなかサービスのインストールができずいろいろと試行錯誤していたのですが、MSからダウンロードできるvcredist_x86.exeではパッチしたEcSvc.exe/EcMgr.exeが動作しないようで、リカバリDVD3の「\SHARP\drivers\ShPhoneTool\vcredist_x86」に用意されているvcredist_x86.exeのインストールが必要なようです。

※リカバリDVDからインストールすると、「旧バージョンのファイルが云々」と表示されるので、ファイルバージョンが違うのかも。。。

取り急ぎご報告まで。

sourcerian さんのコメント...

報告ありがとうございます。
Microsoft Visual C++ 2005 SP1のほうじゃないと駄目なようですね。
リンク張り替えておきます。